お知らせ
ブログ

災害対策マニュアル研修(和歌山ステーション協議会)

災害対策研修

和歌山県訪問看護ステーション協議会 災害対策研修に参加しました!
いつもお世話になっている紀州リハビリ訪問看護ステーションの寺本先生・小林先生による講義、素晴らしい実践に基づいていて本当に勉強になりました。

和歌山では毎年営業停止(もしくは半日勤務)になることが1年に一度ほどあるとのこと。奈良県でも昨年は台風などによって半日営業等の日があった。
大規模な災害においては自身らが被災することも念頭において対策を考えておく必要性があり、大規模災害と小規模災害でわけて検討していく必要性がある。
いくつかの自治体では介護事業所がコンビニの数より多いところもあり、介護事業所が災害対策を担うことができれば必要な時に十分な機能を発揮することができるかもしれない。

訪問看護ステーションが災害対策を考えるには①災害マニュアルと②停電マニュアルの整備が必要となる。
また在宅人工呼吸器患者においては個別支援計画を立てる必要性がある。
(和歌山では保健所中心に事前入院などを計画的に実施したなど実績がある。)

訪問看護ステーションが災害時要援護者への災害対策を考える基本は
「災害時には自助を効率的に発揮できるように、必要な自助の力を教育し、かつ専門的・効果的な対応ができる」という視点で取り組むものである。


災害対策マニュアル
①事業所付近でどのような災害が起こりうるのかを検討する。
②避難が必要な居住なのか待機が必要な居住なのかを区別する。
   避難が必要な居住者については3ヶ月程度に外出する訓練をしておく必要性がある。
   待機が必要な方においては72時間の生活確保ができるような備えをしておく必要性がある。
③自身の安全対策を考えておく必要性がある。
サービス事業所としての心構え
①責任の所在
災害時の担当者を2名定めておく必要性がある(責任者や事業所付近者)。
事業所内でのマニュアルや備品の点検・更新が必要となる。
②通信手段の確率
電話連絡や通信手段をどうしておくか検討していくことが求められる。
③移動手段
車両の日常点検、ガソリンの補填(半分以上としておく)。
④備品について
医療備品:吸引機、アンビューバック、医療衛生品
一般備品:インバーター(300w以上である必要性がある)、延長コード(工業用もの)、懐中電灯、ソーラーライト、電池各種、発電機、ガスコンロ
支援者としての心構え
①事業所にいる場合、いない場合のフローチャート
②各医療機器の電力把握、リスク区別の必要性
国土強靭化計画において自立・分散型エネルギー(ガスコージェネレーション)の配置が求められる
私たちが出来ること
災害時には自助を効率的に発揮すること、必要な自助の力を教育し、自助力を支援できるよう備えをしておくことが各事業所において災害対策として心構えをしておくことが求められる。


停電マニュアル
マニュアルは標準的なもの、あくまで個別性をもって計画を立てていく必要性がある。
病院に備蓄できるガソリンは3日程度となっている。だからこそ自助力を高め、居宅においても十分な対応ができるようにしておく必要性がある。
停電前・停電時の備え
停電する場合には医療機器・福祉用具が使用できなくなる
→医療ケアだけでなく介護・暮らしの面でも問題が発生する
訪問看護ステーションの役割
医療的ケアと家庭環境を前提においた主治医、ケアマネ、保健師、医療機器・福祉用具サービス事業者との調整と定期的な予行演習が必要となる。
人工呼吸器では210w、電動ベッド185wなどと異なる。
最大必要電力と短時間必要電源、常に必要な電源を分けて考えておく必要性がある。
・医療ケアとして使用する機器(人工呼吸器、胃ろう・嚥下障害者の電動ベッド)
・生活で使用する機器(リフト、電動ベッド)
・快適性を担保する機器(エアコンや携帯電話)
電気出力の状況を把握しておく必要性がある(正弦波出ない場合には推奨されていない)。
発電機の種類
W数が非常に高い、エアコンなどでも使用可能
車などに詳しい方が在籍するような場合に好ましい、メンテナンスが必要
Enepo カセットボンベ1本で2時間ほど可能、しかし900Wまで
年に一度のエンジンオイルを交換が必要(10万ほど)
↑おすすめ!
300W程度、アイドリング1時間で1Lほどの消費となる。
手順の把握が必要である(ヒューズが飛ばないように)。
管理が簡単で静かに稼働するが長時間稼働が困難。
定期的な充電管理が必要となる。


停電時の対応
・人工呼吸器使用の有無
有→発電機を準備していただく方が良い。(そのために補助など調べておく必要性がある。)
・吸引機使用の有無
有→発電機(車を発電機でも対応可能)
リフトや電動ベッド使用の有無
有→車を充電器もしくは蓄電充電器
福祉用具サービスに必要な機能
・ソーシャルワーク機能(社会福祉士・保健師)
・コンサルテーション機能(リハ職)
・サプライ機能(福祉用具サービス提供者、義肢装具士)
・ケアワーク機能(看護師、介護士)
福祉用具専門員については医療職以外でほとんど構成しているため医療的検討に介入が必要
電動ベットで背上げや昇降については個別性が生じてくる。
手動による背下げはほとんどのベッドで対応可能→平にすることしか対応はできない。
楽匠ベッドでは手動で背上げなどできるため難病者などでは必要不可欠
災害対策研修

訪問看護師の心構え

①訪問看護師の役割は主治医や他サービス事業者との連携、定期的な予行演習である。(予行演習なしには実践できない!)
②災害時要援護者ごとに個別支援計画を立てておく。(マニュアルは標準的、個別計画にてしっかり個別性を!)
③利用者毎で福祉用具名でなく各種類を明確に答えられるようにしておくことが求められる。(災害時も視野に入れた福祉用具導入を!)
④市町村事での災害対策事業を把握しておく。(予定災害では発電機のレンタルなどしている場合も)
⑤災害時の非常時電源を使用毎充電毎長期的な給電と区別しておく。

訪問看護ステーションが災害時要援護者への災害対策を考える基本は
「災害時には自助を効率的に発揮できるように、必要な自助の力を教育し、かつ専門的・効果的な対応ができる」という視点で取り組むものである。


訪問看護師の心構え

和歌山 人工呼吸器利用者の電源確保事業

和歌山県人工呼吸器利用者の電源確保事業
主治医と相談して準備しておくことが重要(購入補助がでている)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/041200/jinkoukokyuuki_index.html

一覧へ戻る

ご相談・お問い合わせ

訪問看護に関するご不明点やご相談がございましたら
まずは下記よりお気軽に問い合わせください。

PAGETOP

採用エントリー

お問い合わせ